ステロイドと薬局

抗生物質とステロイドは似ているようで、使用する場面や
効果はまったくちがいます。

抗生物質は悪い影響を及ぼす細菌を死滅させる目的で使用しますが、
ステロイドは主に抗炎症作用を期待して使用します。

抗生物質は中耳炎などでも使用される身近な薬に対して、
ステロイドは臓器移植後や自己免疫疾患・アレルギーなどの疾患に
使用される薬です。

ステロイドはアトピーの治療に使用される事があるので、薬局などでも
一部購入できますが、一般的にはそれほど使用機会はありません。

似ている部分としてはどちらも強い副作用が起こる可能性があるという部分で、
これが理由で同じものだと考えられる事が多いようですが、
効果ととしては全く違うものとなります。

薬局で購入出来る抗生物質やステロイドは数ある種類の中でも比較的
強くない物が販売されていますので、例えば病院では強い薬を処方されていたけど
忙しくて行けないから、市販も物で済ませてしまうと、今まで抑え込めていた
症状が出てきてしまい病状が悪化する事があります。

ですので、市販の薬に切り替える場合は、病院や薬剤師に相談して、市販のものでも
事足りるのかを判断してもらう必要があります。

ちなみにステロイドの強さは5段階あり、薬局で購入出来るのは5段階中の下から3番目までですから
一番強い薬を使用していた方では効果が足りない可能性が十分考えられます。